Webサイトリニューアル仲間
JCSFでウェブサイトをリニューアルしたように、アメリカのキャスティングクラブもウェブサイトをリニューアルしたようです。
https://www.oaklandcastingclub.org/blog-oakland-casting-clubs-new-website/
オークランドキャスティングクラブも歴史あるキャスティングクラブで、クラブ専用のキャスティングポンドを管理しています。週末にはメンバーが集まって、練習会のような、キャスティング大会のようなことを、毎週のように開催されています。
ここを拠点に活動しているのが、Chris Korichです。ICSFの大会には1994年の大会を最後に、いや2001年のワールドゲームズ秋田大会を最後に、出場することはありませんでしたが、アメリカでは未だに活動を続けていて、最近の彼の活躍はというと、Maxine McCormickという天才少女を育て上げたことでしょう。昨年エストニアで開催された「Fly Casting 世界選手権」でもMaxineはトラウトアキュラシーでぶっちぎりの優勝。そのスコアも大人の男性でも叶わないくらいの記録を叩き出していました。もっとも、いつも彼女が練習をしているACAのルールの方が、トラウトアキュラシーよりも難しいこともあり、慣れていたことをしただけ、だったのかもしれません。
10年ほど前に、このクラブのキャスティングポンドに行ったときは、ローカル大会を開催していました。飛び入りで大会にも参加させてもらったのですが、かしてもらった道具で初めてのACAルール、水の上でのアキュラシー等など、慣れないことばかりで面食らった覚えがあります。ローカル大会とは言え、錚々たるメンバーが出場していました。下の写真でプラグアキュラシー(ACAのプラグはオレンジプラスチック製)の競技中のSteve Rajeffです。この後に確かChrisに呼び出されて、「お前の1種の早打ち、見せてくれよ!」と、池の端にHenryがセットしていた1種の練習用コートのところに連れて行かれたのでした。
サンフランシスコの市内から近いゴールデンゲートキャスティングクラブは日本でも有名ですが、アメリカの西海岸には古くから伝統あるキャスティングクラブが管理する、ここオークランドのような施設が、他にもあります。東海岸などにもあるようです。文化としてフライフィッシング・バスフィッシングがあるアメリカの奥の深さを感じずにはいられません。
池の側の小屋には、ターゲットなどがストックされている。貸出用のタックルも完備されており、クラブ員は自由に使うことができるそう。