世界選手権映像7種スピニング両手投げ種目決勝

世界選手権映像7種スピニング両手投げ種目決勝

2015年のトップクラスの選手たちの映像をご紹介させていただきます。

イギリスのAndy Miller選手がFacebookとYoutubeに、7種の決勝の様子をアップしてくれましたので、共有させていただきます。この映像からどの選手のロッドもかなり曲がっているのがわかるかと思われますが、ほとんどの選手は、カープフィッシング用のロッドを使っていました。日本では「3lb」あたりが標準的に使われていますが、ここでは5lbクラスが多かったかと。スポッド用とされているような、撒き餌を投げるために作られているロッド等です。いずれにしても、日本のサーフ用のロッドよりも胴調子のロッドですので、スロー再生せずともロッドが曲がっていることが良くわかります。
体の前でプラグをスイングさせて、テイクバックの時にロッドの下から弧を描いてプラグの軌道面を作る日本のサーフキャスティングスタイルと、斜め上に跳ね上げて後ろに回していくスタイルの、2つのスタイルがあることがわかります。サーフが主体の日本とイギリスは元々下を回していくスタイルで、決勝ではスペインとエストニアが同じスタイルで投げています。跳ね上げさせるスタイル、今回は大きくても45度くらいの角度ですが、以前は70度以上の角度まで跳ね上げてさせていました。単に真似をするだけではなく、彼らなりに解釈を加えて改良してきたのでしょう。そしてその成果がきっちりと現れているのです。
そのようなことを頭において、ご覧ください。