2018年以降の世界選手権

2018年以降の世界選手権

先週末に開催された2017年ICSF総会の際に、2018年のICSF世界選手権についてプレゼンがありました。ホスト国はSweden。2000年に世界選手権が開催されたKalmarの近くのRonneby。期間は9月5日から9日。最寄りはDenmarkのCopenhargenとのことです。下の写真にあるホテルが宿泊先です。後ろに見える芝生が大会会場。歩いていけます。近くにはABUとかもあるそうです。スウェーデンは、今の日本のキャスティングの基礎ができる際にドイツと並んで大きな影響を与えてくれた国のひとつです。1990年代に来日してくれたHenrikとLars-Erikの2人のテクニックを見て、刺激を受けた人は少なくありません。そして、忘れてはいけないのは1980年代に来日してくれていた、今のスウェーデンのキャスティング団体をまとめるLisa-Lotte。フィッシングショーに来日した3人娘、Lisa-Lotte Christianson(当時)(スウェーデン)、Bente Skyrud(ノルウェー)、Claudia Rieckmann(ドイツ)の1人でした。フィッシングショーのデモンストレーションで、風船をフライで割る、なんていう見世物をしてくれたりもしていましたが、なんでこんなに当てられるのだろう、と感心してみていたのが昔のようです、いや実際に昔です。

キャスティングスポーツの将来像

そのLisa-Lotteから、2018年の世界選手権の開催についてのプレゼンと、2020年の世界選手権も再びここで行いたい、との立候補もありました。特に2020年は同じ場所で、ICSFの1−9種目の世界選手権とフライキャステイングの世界選手権を同時に開催したい、という提案がありました。プレゼンの様子は、Facebookでも紹介されています。
プレゼンでは、スウェーデンで、フライキャスティング種目への参加が急速に増えているそうです。今後も急成長していく可能性を秘めているカテゴリーである、と。この成長の過程をひとつのフックにして、キャスティングというスポーツ全体を「もっと普及させていきたい」という構想を持っているようです。
日本でも、ICSFのフライキャスティング種目への関心が高まってきています。他にもロシア、フィンランド、イタリア等と、ICSFではあまり馴染みのない国々からの参加も増えてきました。この勢いに乗って、活動領域を広げていきたいというのが、Lisa-Lotteたちスウェーデンの考えで、この取り組みに対して「委員会を作って一緒にやっていこう」と、直接声をかけられたのが、JCSFなのです。
Lisa-Lotteを始め、昔からの日本でのキャスティングスポーツの変遷を知っている海外の方々は、日本の状況について、我々が考えている以上に、強い関心を持ってくれています。そしてそれは、日本国内だけの問題ではなく、キャスティングスポーツ全体の一部として捉えられています。これからの「キャスティング」というスポーツにおいて、何が必要なのか、この次に何をすべきなのか、を真剣に話し合ってきました。

ITを使った広報活動

そしてICSFからの要請もあり、2019年に日本で世界選手権を実現できるか、の可能性について、現状考えられる内容を今回の会議の中でプレゼンしてきました。充分な広さの競技場を確保することが難しいこと、コストの問題、海外からどれくらいの選手が参加してこれるのか、等など考えられることを説明してきましたが、実現できるかどうかについてはまだまだ不透明です。ICSFのメディア担当・Helmut副会長は、ICSFのFacebookグループに、その時の様子を更新してくれていました。ところが…

ひどいね、英語ではAngry

「超いいね!」の対局に位置する「ひどいね」英語では”Angry”

今はリアルタイムでSNSのリアクションを確認できる時代です。Helmut副会長のリアルタイムFacebook更新を会議の参加者たちも楽しみにしていました。 そんな中で上記のような「ひどいね(英語ではAngry)」がついた後の休憩時間は、会場が賑やかになりました。ICSF公式Facebookグループについた日本からの残念なリアクションは間違いだったのか、幸いにも、今は消えています。
このようにITを使った広報活動はどんどん重要になってきています。Lisa Lotteからも「日本からの協力が必要。手伝って欲しい」とオファーを受けました。もちろん断る理由はありません。SNSをはじめとする各種プラットフォームやツールを使って、日本国内でのキャスティングスポーツの発展のみならず、今までの1〜9種目のキャスティング種目、フライキャスティング種目を中心としながら、世界規模での普及活動をICSF側と足並みを揃えて展開していこうという、目的を共通にする熱い思いを、再確認できた会議となりました。
ICSFがJCSFに対して寄せてくれている信頼感は揺るぎないものです。これからも日本国内でのキャスティングスポーツの発展に努めていきたいと思う所存です